日記

ロイエンタールの最新ニュース

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ロイエンタールと相性バツグンのカッコよさ

なかなか 録画の視聴追い付かないアニメ

ドラマ………たまにお笑い等々
  『銀河英雄伝説』は 
えっ!目と思うような事続きです
どうしても「ジョジョ」のブチャラティの話し方を思わせるし笑い泣き
      TOKYO MXとか見ながら
夜ご飯食べてると アニメばっかりやってるから
   ズルズルとみちゃうしさ!
   
さて10月からも新作沢山ですが
  これは見逃せないわ

   壮馬さんのファンの方、是非!!
  モリアーティっていうと
私の中では わりと悪者位置づけなんですよね
  何故なら
イギリスドラマ「シャーロック」で
カンバーバッチ演じるシャーロックを
 翻弄させまくったから((苦笑((
   原作の「シャーロック・ホームズ」とは
逸脱した新しシャーロックだったので
 モリアーティの役どころも
  かなり異色の演出だったからかな
  私はこの「シャーロック」が
一番好きです
参考までに

アニメに戻ります

ちょっと気持ち悪いけど興味惹かれるガーン

原作漫画では読まないものも
  アニメになるとみたりする事あり
ジャンプも もう久しく読んでないですがタラー
ぁと  少女系アニメはほぼ見ないですが
これはみたいけど
近日公開………いつになるのかなぁ

アニメという楽しみがあってよかったよ
……………と、自分で思うアセアセ
  
     
  

ロイエンタール最新流行

NHKでノイエ版銀英伝の再放送が始まったようです。

 

僕の考える限りでは結構キャストが脳内再生でしっくりくる声優さんだらけなので、時間があれば是非見てみようと思っています(アニメ版ノータッチだった理由は先に映像で見ると小説で読まなくなるからですね)。

 

 

そして今回の感想は3巻雌伏編。

 

3巻は比較的落ち着いた感じの内容になったと記憶しております(もちろん他の巻がそれ以上の動乱に塗れているから故なんですけど)。

 

ヤンやラインハルトが全線に立つ場面が少ないという部分もあるかもしれませんね。

 

今回のポイントはヤンが奪取したイゼルローン要塞と帝国軍がそれに対抗して作り出したガイエスブルク要塞の2つの要塞による戦いです。

 

【感想など】

感想の前に一点、これまでの感想では、銀河帝国と自由惑星同盟という二つの勢力のみに言及しておりましたが、作中にはもう一つ、フェザーンという第三勢力の経済大国が存在しております。

 

大まかに見ると、帝国:同盟:フェザーン=4:4:2の配分になっており、フェザーンがどちらに与するかによって勢力図が変動するという極めてきわどい陣取る、狡猾な陣営だと思っていただいて大丈夫です。

 

今後のフェザーンの動向が気になる様子も加速していきます。

 

 

・要塞vs要塞

 

イゼルローン要塞の奪還に向けて帝国内で作戦が練られます。

 

その作戦内容は、イゼルローンと同規模の要塞、ガイエスブルクをワープさせ、イゼルローンの近くに召喚、そこを軍事拠点として同盟軍に攻撃を仕掛けるというものでした。

 

こちらの作戦については前人未踏の未知の作戦であり、帝国軍内でも懐疑的な目線を向けられていたのですが意外にもラインハルトは作戦を承諾。

 

イゼルローン攻略の任にはケンプ大将を充て、技術顧問としてシャフトを配置し、作戦の幕が開けたのです。

 

こちらの作戦について、ラインハルト自身としてはイゼルローンの奪還にそこまで執心しているという風ではなく、あくまで実験的な出撃として位置付けているようで、ケンプに対しては「ここで死ぬようであればそれまでの男」という扱いでありました。

 

この任に後の元帥、ミッターマイヤーやロイエンタールを起用しなかった辺りにも優先度の位置づけが読み取れますね。

 

また余談ですが、ケンプの下に、後に「鉄壁ミュラー」と称されるミュラー・ナイトハルトが登場していることは覚えておいて損はないでしょう。

 

 

・一方のヤンについて

 

帝国軍が「イゼルローンの奪還=不敗の魔術師ヤン・ウェンリーとの闘い」と位置付けて入念な準備を重ねていた一方、ヤンは何と査問会に召喚されて要塞を留守にしておりました。

 

以前も触れてはいますが、同盟側の上層部というのは腐ったミカンだらけで国民の生命より自身の特権階級を愛する連中の集まりでございます。

 

ヤン・ウェンリーという若くして誰にも成しえなかったイゼルローン要塞の攻略を始めとする様々な戦果の数々を要する新進気鋭の英雄的軍人、その偶像としての存在を快く思わない者たちの策謀に巻き込まれてしまったのです。

 

ヤンの能力は右に出る者のいない戦争巧者ですが、彼自身は戦争を嫌っており、常に退役して年金生活を送りたいと心の底から唱え続けていた人物ですので、査問会の召喚要件の「造反の嫌疑」などかけられる筈もない人物なのですが。

 

とにかくイゼルローンを拠点としながらヤンが虎視眈々と同盟首都ハイネセンに攻撃を仕掛けようとしている、先のクーデター制圧の際に防御機構アルテミスの首飾りを破壊したのはその下準備だ、などという暴論で軟禁状態に陥ったヤン、挙句には国のために死んでくれとまで言われる始末。

 

再度解説しますが、ヤンが同盟首都の防御機構を破壊したのはクーデターの制圧のためで今回査問会に呼び出した上層部すら救っていたのにも関わらず、根拠なき容疑で命まで奪われかけていた訳ですからね。

 

一体彼はどこまで損な役回りを押し付けられればよいのでしょうか。

 

また、ここで面白いのは査問会におけるヤンの問答で、彼は査問委員たちを手厳しい切り返しで糾弾していくという毒舌家な一面がクローズアップされています。

 

曰く、安全なところから詭弁と垂れて愛国心を刺激し、戦争に駆り立てる役立たず、と言ったところでしょうか。

 

適当に査問委員に媚びてやり過ごす手段もありそうなものですが、そこに屈しない辺りがヤンのキャラクター的な魅力を引き立てていると感じました。

 

 

・ヤンの帰還

 

そして査問会も佳境を迎え、ヤンの命もかなり危うい雰囲気が出てきたころに「イゼルローン襲撃」の一報が同盟に告げられます。

 

途端にヤンに対して出動を要請し、媚びる政治家たち、正に腐敗しきった組織の象徴と言わんばかりの愚かしい人間の姿を象徴しているようでした。

 

ヤンの不在が帝国軍に悟られていない間は彼の存在が大きな精神障壁として立ちはだかり、不在が看破されたところで合流するヤンの存在に気を取られながら要塞側にも注意を向けなければならない、彼の脅威は帝国にとっては非常に大きなものでした。

 

また、ヤン不在においても先の帝国軍の内乱で同盟側に亡命してきた熟練の提督メルカッツが巧みな用兵で食いつないでいてくれるという状態でしたし、そこに「奇跡のヤン」が復帰したとなれば戦局は一気にイゼルローン側へ傾くことになります。

 

最後には、追い詰められたケンプがガイエスブルク要塞をイゼルローン要塞に激突させての相打ちまで覚悟した特攻を行うところまで追い込まれてしまいますが、それすらも見切ってガイエスブルクの動力源を破壊し、最期の抵抗の芽まで摘み取ってしまう、こうして「奇跡のヤン」の戦果に新たな歴史が刻まれたのです。

 

 

・舞台裏

 

実はこの要塞vs要塞の構図、裏からフェザーンの勢力が手引きしていました。

 

フェザーンは前述したとおり、かなり狡猾な陣営で、戦闘能力は帝国や同盟には遠く及ばないものの、その潤沢な経済力を駆
使して強かに立ち回る癖の強い連中です。

 

この戦いも同盟と帝国の間で共倒れがおこるようなことがあればそれがフェザーンにとって最大の利益となりますし、今後さらに彼らの暗躍は続いていきます。

 

ちなみに、技術顧問シャフトがフェザーンとのつながりを持っていたことはラインハルトに見抜かれ、今後ラインハルトからの監視はかなり厳しいものになります。

 

 

今回はヤン及びラインハルトの出番が少なく、その分登場する陣営の関係性などが目立つ内容になっていたように感じます。

 

結構盤外戦術が多い巻と例えるのが適切でしょうか。

 

次巻からは直接的にヤンと帝国軍が刃を交える展開が出てきますので目が離せませんね。

 

 

【人物評価など】

 

・パウル・フォン・オーベルシュタイン

 

一巻のヤンの最初のイゼルローン攻略の際に進言を聞かない上官に見切りをつけ、ラインハルトの麾下に入った人物。

 

特徴としては両目が義眼であること、そして自らの命すら簡単に天秤にかけて物事を測ってしまう合理性の鬼であることです。

 

こちらの人物、ラインハルト自身も最初からいけすかない奴だとは思っていたようですが、その一方で人材コレクターとしての彼の嗅覚がこのオーベルシュタインという男の有用性を掴んでいたようで、せいぜい上手く活用してやろう、という算段の下にラインハルト陣営に活躍の場が移されました。

 

 

2巻で没したキルヒアイスの対になるような人物で、感情論込みで優しさを以て物事を判断するキルヒアイスと、感情といった不確定要素を排除した冷徹な判断を下すオーベルシュタイン、なかなか好みが割れそうな対比になりますね。

 

特にこの男の功利主義の最たる例が「ヴェスターラントの惨劇」と称されるベルカ式国防術も真っ青の自治領への核攻撃の黙認をラインハルトに実行させたアレです。

 

彼曰く、「自治領の死者だけで貴族軍を討つ大義名分が得られるのであれば、最小限に死者を抑えられる」とのことで、実際にあの核攻撃を契機としない戦争が続いていれば死者数はかなり膨れ上がっていたと見込まれていたので彼の主張は正しかったことになります。

 

しかし、彼自身ユーモアという言葉とは無縁の存在でしたし、その物言いもラインハルト麾下の諸提督の反感を買うようなものでしたので有能ではありながらもかなりの嫌われ者でもありました。

 

特にロイエンタールとは犬猿の仲であることが度々描かれていますね。

 

また、キルヒアイスの死因を間接的に作ったのも彼であるという点でキルヒアイスの部下にはかなり嫌われているようです。

 

オーベルシュタインの唱える「No.2不要論」は、ラインハルトに次ぐ人物(この場合キルヒアイスを指す)が特権的な立ち位置を手に入れると、麾下の中で不和が生じる原因となり、組織の構造を脆いものにしてしまうという理論。

 

この主張がちょうどラインハルトとキルヒアイスの間に不和があった時に受け入れられた時にあの悲劇が起こってしまったという、何と運命の歯車のいたずらの罪深いことか。

 

※キルヒアイスは常にラインハルト麾下が会する際に一人だけ銃の携帯を許されていましたが、彼が没した際は初めて銃の携帯を許されなかったというタイミングでした。

 

 

オーベルシュタイン自身の言い分については、感情論や背景を抜きにして考慮すると、基本的にはぐうの音も出ないド正論ばかりですし、ラインハルト陣営、後の「ローエングラム王朝」を完全な組織として成立させるために必要な努力を彼なりに行っているのは読み取れるのでなかなか一概に悪人とは言い切れない人物ですね。

 

とりあえず、ラインハルトという強過ぎる光と対照的に生まれた帝国軍の影を司るような人物であると称すればよいでしょうか。

 

物語を盛り上げるのに必要な劇薬、それがオーベルシュタインなのです。

 

 

 

そして次は4巻「策謀編」、すっかりヤンの居場所として落ち着いたイゼルローンに平和が戻りましたが、今度のラインハルトはフェザーン回廊を突破しての同盟軍への直接攻撃を画策しており…。

 

今回もお決まりの文言で、

「次回、銀河英雄伝説4 策謀編 銀河の歴史が、また1ページ」

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