戦法 気ままな村での、スローライフ。
本日発売のコミックス31巻の続きがSQ.11月号で読めます!!今月号だけでも読んでください
今月号は特別付録として氷帝VS立海のB2ポスターが付いてます!
さらに!新しいテニミュの情報も必見です!!
Golden age 313 顛末
顛末…
「幸村が逆転するのか 手塚が逃げきるか 勝敗は…神のみぞ知る」
アオリ:どちらが勝っても歴史的名勝負──!!
今月号の1話目に『顛末』ということはこの話で幸村VS手塚戦が決着し、次の試合が始まるのだ…
…なんてことを考えて、覚悟を持ってページをめくりました。
この試合で何度目なのか、幸村のドロップに手塚が走らされます。
さぁ手塚国光・・・
今度は左右どっちに打つ!!
何度もお前の思い通りにはさせないぞ
幸村精市!!
「嘘っまさか手塚が・・・」
右、左、そのどちらでもなく、正面を狙ってきた手塚。ボールが幸村の顔めがけて飛んできます。
優しいキミには無い選択をしてきたか
勝つ為に非情になる正解を選んだけれど・・・
相手の身体を狙って体勢を崩させる(※身体にボールをぶつけようとしているのではなくて、相手が避けたりラケットで防御したりするのを狙う)のは戦法としてはアリだと思うのですが、長年付き合いのある大石の驚き方からして今まで一度もやったことのないプレイだったのでしょうか?
ラケットで殴られたり、その肘をかばって肩を壊したり、イップスに陥ったり…ずっと負傷に悩まされてきた手塚は、相手選手が怪我をする恐れのあるプレイを意識的に避けていたのかも…
…と私は思ったわけですが、そういう戦法を取らない手塚を、幸村は『優しい』と認識しているんですね。
俺にはその未来も
分かっていたよ
え!
ス..と身体をずらし返球に備える幸村。わかっていたにしても超絶反射神経
「そうだぁぁ決めちま・・・」「マジか!?」
幸村が避けた方向とは別方向へとそれていく打球。手塚お得意の回転......!
なんでしょうこれ、相手の裏をかくゲームになってませんか?!
これは幸村がボディ狙いだと予測するのを読んだ上での行動なのでしょうけど、手塚がボディを狙っていなかったことにちょっぴり安心しました。
て 手塚ぁ──っ!!!
ああ…!!
手塚と戦えば誰しもこうなってしまうんだという喜びと、物静かな幸村は脳内で叫ぶんだという気づきと、手塚ぁー組が増えたことに妙な嬉しさを覚えて感動しました。
逃げていくボールに気迫で食らいつき返球、ボールはネットに当たって跳ね上がり…勢い余って転倒する幸村。目だけはしっかりボールの行方を追っています。
「ゲーム日本5-5!!」
ネットに当たったボールは手塚のコートに転がっていました…
自分はネット際にいて相手は転倒、ボールはネットに当たって勢いを失うという大チャンスでしたのに…手塚はとっさに動けなかった様子。
「とうとう幸村がファイナルセットで追いついた!!」
「信じられない事が起こるぞこれは!!」
転倒した幸村は起き上がりもせず、落ちたボールを見つめています...
まさか本当に未来を塗り替えてくるとはね
視線を上げると手塚がこちらを見据えていました。
「さぁ続けるぞ」
「面白い・・・」
あ...笑ってますね二人とも
実力が拮抗しているからこういう結果になっちゃうんですよね。何が勝敗を分けることになるのか…
手塚が差し伸べて来た左手をガッと握り返し、次のゲームへ!!
アオリ:健闘を誓いあい、いざ、決着へ・・・!!
…ヒイ!今回で決着かと思ってました。
314話感想に続きます。